【報告】防災訓練 2023

火災を想定した避難訓練のあと、マンホールトイレ設置体験会を行いました。今回の参加者は、全体の3%にあたる18戸・24名、年々参加者が減っているのが気がかりです。

階段で避難する方が集まるまでの間に、ブリリアみらいコミュニティが実施している家庭防災備蓄品の斡旋販売品の紹介、その後、パーク棟の商業施設搬入口付近に移動して、2基のマンホールトイレを組み立てました。

練習をした防災委員の指示に従って、手順通りに組み立てていく間に、参加者の間で一体感が生まれてくるのを感じました。参加した子どもたちも、小さな部品やマンホールの蓋のナット外しなど比較的安全な作業を分担して、完成時はみなで達成感に包まれました。

最後に防災委員長から、このトイレはあくまで緊急避難的な目的で、本来は各家庭での備蓄を推奨している旨の説明があり、自宅で非常用トイレを備蓄しているのは参加者の半数程度、訓練に参加していない方も考慮すると、備蓄率は更に少ないと実感しました。

体験会終了後は、トイレの解体、倉庫への運搬・収納までみんなで協力して行い、参加者からは「実際にやってみないとわからない」「定期的にやる必要がある」「自分も備蓄しないとと気づかされた」「もっと多くの人に訓練に参加して欲しい」などの感想がありました。

一番の課題は訓練の参加者が少ないことで、より多くの方が参加する訓練を引き続き検討していきたいと考えています。